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読書のすすめ 20

指紋易

神道指紋易 “敵を知り 己れを知る者は 百戦危うからず”と教えるのが兵法の訓え。

 宮主は 己れを知ることこそ神道至極への道であると言う道理を覚った時、己れを知る方法として自己の指紋を見つめながら「易経」と言う中国伝来の書を読むうち、易経に記す教えが伝える人生訓を 指紋 の中に生かすと言う道を発見した。

 指が五本ある
  その中で 中指 が自己を表す
  薬指が身内の者を表す
  子指が社会と友を表す
拇指が親を現し祖先を表す
  そして指に指紋があり、指紋に陽と陰の二流れがある。
  の様に巻くのが陽の流れ
  の様に巻くのが陰の流れ
  中指と言う自己を中心にして人指と言う社会が隣接し、親指と言う血の流れが隣接する。
  運命は水の流れに譬えられ、此の水は昔から  六虚 ( りくきょ ) 周流 ( しゅうりゅう ) する と伝えてきた。
  五本の指と指紋が人体を形成する 五体 五臓 なら 此の五指が六虚に周流する流れを周易に充当してみようと思った。

 言う迄も無く私は純粋の神道の学び人で、運命の指針を占う神が古来、宮廷神道に於いて「 占庭 ( うらにわ ) の神」の名で祭祀られていることを知り、以前から占庭の神を尊ぶ 占庭の会 を自らの内に持ち続け 人相学 手相学 なども学んで居た。
  その知識を併せ周易の易経と指紋易を併せ人が一人ひとり独自の運命を自己内部に内臓する、其の流れを書き綴り是れを一冊の本にした次第である。
  此の本は
  読む人の 心 の深さに応じて限り無く人生模様を展開させる。
  自己が無限の生命波を内臓することを知ることであろう。
一年たち 十年たち 再び読み返す時、そこに新しい自己発見があることを申し添え今回の読書 すすめ文とする 。

二〇一〇・六・二四

指紋易 A5判上製本520ページ価格10,500円

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