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今月のメッセージ


妙見大神は北極神魂であると云う神秘

日垣宮主


  時々宮主宛に思いがけない質問が舞い込みます。
 今回は妙見菩薩とは如何なる神様であるかと云う便りをいただいた。
 通常は北斗七星の中の主星北辰を尊び、国土守護や災難除去を祈る神であると申します。
 仏教の信者の中には、 吉祥天 ( きっしょうてん )   と言う女神で其の左手に 如意宝珠 を捧げ持ちますとも伝えるのですが、宮主の感知する妙見神は如何なる神であるか略説します。
 話は宇佐八幡宮の御祭神へ結びます。
 神社の祭神の名は  比売 ( ひめ ) 大神 と記しますので沢山の人々が如何なる媛神であるかを語り合っております。
 宮主が毎月京都北山の中川八幡宮へ参りまして祭祀をお仕えしておりますと二十年以上経った祭祀の中へ、突如宇佐八幡宮の神告がありまして、急ぎ宇佐八幡宮へ来る様にと申しますので、それ迄は考えたことの無い宇佐八幡参拝に参りました。
 その時、宮主は、宇佐始まって以来と伝える程の雷鳴と降雨と落雷の中で正式参拝をしております。その中で知りました。
 八幡神魂から天来の声が降ってきまして、「北極神界の氷魂を八幡神魂と申します」と拝受し、その後三体の岩石がの様に出現し其の岩石が美しい女神に変わってゆきました。
 私の前にお出坐しの神姿が私の心波を動かし始めます。
 日本の古事記に 高天原から出雲の国へ降臨するスサノホの命が  氷の川 ( ひのかわ )   の原泉一魂に於いて道を開く祭祀を致しますと、クシナダ比売命がお出坐しあそばします。
 スサノホ命もクシナダ比売命も肉体を持たない光の粒子波でありまして此処から出雲の国の物語りが始まります。
 人間の様に男と女の性別はありませんが女神は母神の変幻神になるので、北辰の神界が氷川の神界で其の氷川の媛神が八幡大神と申しまして万象に水波の恵みを御分けあそばします。
 此の比売大神の事を八幡大神とお呼びする。
 その手に執る水波の粒子は正しく如意宝珠で日本の古事記に言う  天の太玉 ( あめのふとたま )   であります。
 三体の石の神の中心が比売大神で妙見大神そして左と右の二体石柱は、陰と陽の二極であります。
 二極がスサノホの命の呼吸体になる時中央のクシナダ比売が活力を振ります。

 是れが妙見大神への神解でありますが、宮主の言霊振りで ミヨウケン を解きますと、陰と陽の水波魂が、創造の一点で正確な新生力の中で創造の神波を受けると万象に分岐すると言う意味であります。
仏説では北斗七星の極北星こそ妙見神であると伝えるのは、北斗七星が元来、無形の神気を有形化させる神の波動体であると理解した有識者の識見と思う。

2012年5月1日


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