今月のメッセージ
神の人形が魂の振る郷へ
日垣宮主
一年に三度、宮主は道友宛に紅白の人形をお届けします。
春と秋のみたま祀りと年末の入魂祭であります。
道友の祈りのこもる人形を神前に供へて祭祀をすれば一人ひとりの霊魂と生命力が此の人形に入りまして人形自身生き生きと躍動いたします。
道友の魂が神に結ばれまして巨大な祭祀力になります。
祭祀の終った人形は神前に安置致しまして其の後、母なる海原へ差し戻します。
主に鹿島の海と大洗の海へ流しますが、人形は残らず巨大な龍神の日の中へ吸ひ込まれました。
ところが
平成二十五年の十二月に限りまして此の人形は新生地球神力化する為、旧暦霜月の満月祭に鹿島の海へ捧げよと神示されましたので、十二月十七日夕日の降に 神宮齋場になっている海の鳥居前から母神の産ぶの神波へ捧げまつることになりました。
日垣の庭人達が入魂の人形がシモツキ満月の神波を広げる母神の御心へ採り入れられます。
人の魂は月神界から母神の胎内さながらの海原へ捧げられます そして 神の海から、大綿津見大神と豊玉比売大神と玉依比売大神の御慈みの心波に乗って此の人間界の母胎を通し出産するのですから、月の神界が氷の粒子波の海に変る時、“即ちシモツキ満月の光波の中へ顕現あそばす其の時”を祭祀力にして母神の御心の内へと捧げまつると云う次第であります。
今年は宮主の魂が此の世の中へ生まれてから九千年経過するとお聞きする其の祭祀の後、鹿島の海へ参ります。
祭祀力が如何様に展開致しますか分りませんが、人形の霊力が此の祭祀で蘇へることを切にお祈り申しあげ今月のメッセージと致します。
※人形は、無事、十二月十七日の満月祭にて鹿島の海へ捧げられました。
2014年1月1日