今月のメッセージ
葉月の神の話
日垣宮主
とても説明至難の話です。
万象は息をしています。
人は全身の血流で息をしますが地球も生きものも息づきが違うのです。
一ヶ年を十二ヶ月に分けるのも春 夏 秋 冬 それぞれの呼吸に依るものです。
葉月はその名の通り万象の息づきがそれぞれに分派して、樹木なら枝葉の水脈の働きでお日様とお月様の生命力を吸収します。
日本列島は全身を巨大な呼吸体にして四季折々の流れに即応しているので、居住する人間にとって住み易い所ほど大地も土石も生命力を旺盛にするのに氣が付かない人々が、此処こそ吾が永住の地と思ひ、却って自然の息づきをさまたげるのが災害につながるのです。
葉月の神様にお尋ねすると此の月は万象悉く母なる大神に礼をつくし、それぞれに生きる力をお分けいただくことになっています。
その母の神胎は巨大な虚空体と申します。
神胎は大きな霊体でして、霊は目に見へません。虚空の袋みたいです。その霊が万象の祈りに応へなさる時 魂 に変ります。
霊魂の息づきが万象を生かします。
葉月が太陽暦で九月に当るでしょう。
九はココノツと読んでいただくと言葉の知識の中で説明した様に、虚空のコ・虚空を充実させる
吾れ無く、ひたすらに生命の充実を祈りますと眞實 葉月の世界が展けます。
2014年9月1日