HOME > 今月のメッセージ

今月のメッセージ


霜月を説く

日垣宮主


 毎年冬が近くなる頃に 霜 が降ります。
 旧暦の十一月一日は新暦の十二月二十二日で此の日からお月さまの世界でシモツキと申します。
 お日さまの動きに依って生活のリズムが流れ此の霜月始めの日は 冬至 になるのです。
 そしてその翌日が天皇の誕生日であります。
 日垣の庭で毎年宮主の誕生月に道友の一人一人の霊魂誕生まつりを致しまして毎年霊源の新生祭を致します。
 十二月十四日は神無月の下弦祭がございまして 未来を開きますので、有難いことに 天皇の神魂新生まつりがお仕へできます。
 現代に於ける天孫降臨を迎へられそうです。
 出雲神界に大国主大神が降臨あそばしてからいったい何十年続きましたか 高天原の天照大神と大国主大神が同一の神系であって、大国主の神は 月の神界にお入りあそばした分だけ此の世の人々に関る神力を豊かにお持ちあそばすと知りました。
 人の魂と神の魂は創り主から生まれた段階で同じでも、神律に依って人と神は区別されます。
 ですから、天皇が創造神としてチクラノオキクラに於いて神力を発動なさるなら それこそ 天孫降臨の現象界を拝見できるでしょう。
 新暦と旧暦が単なる取り決めごとでは無かったのです。
 以前から十一月の神は翌る年の運命を形成しますと申しあげましたが、新暦の十二月の中に秘められた月の神界の神力をシモツキから取り出せるなど正に人間業でありません。
 宮主は今こそ胸を張って 君が代は千代に八千代にの国歌を祝詞に代へ 岐美きみ百千ももち万の世界に神力発動力となって 岩穂いわほ神氣産霊こけむす未来波となってくださいと歌ひ上げます。
 素盞鳴の神が息吹きの神で創造の神界から、神の霧に変化なさると以前申しましたが

 シ−−集中力 爆発力 >天地創造の霧になる
 モ−−未来への希望

 ツ−−素盞鳴の息づきに動星の神々
 キ−−天に結ぶ力

 右の言葉を以て、霜月の創造力を今の世に迎へませんか。
 十一月と十二月の中に秘める神の扉を開こう。

2014年12月1日

» インデックスページに戻る

美剣体道サイトへ