読書のすすめ 5
神座の書(月映伝)
神様を祭祀る所のことを神座と申しあげる。
人の世は 水と火と風 で保たれる。
最近 風水学なるものが横行して人々の人生を飾る一助にする様であるが其の学問の中に
生命
の
営
み が欠如する。
初めに神あり生命ありで その生命の営みが人生を生み出すと知る。
そこで 人間の生命の営みを天地の生命力に結ぶ道は無いものかと思う。
人は元来 小宇宙 であると昔から語り伝えるのだが其の伝えも単なる
抽象論
に終りつつある。
その抽象論を抽象体にすると其処から新しい世界が息づき始める。
人は日の神から生命を貰い 月の神から霊魂を貰う生きものなのだが其の生きもの人間の生命と霊魂が 肉体 と言う
現
し
身
を持って生活をする時 此の肉体と生命と霊魂を結ぶ
力
を必要とするだろう。
此の力を何処から採ってくるか教えて貰いたいと思う。
その力の湧点 それが神座である。
風 水 火 と言う其の三体の奥に神々の世界が存在する その神と人を結ぶ神座の話 そして神座の造り方など 人は それぞれの霊資質に応じて さまざまである。
人は此の世を美しく 此の身を美はしく その人生に稔り豊けくと
希
う。
稔りを
齎
す此の神座造り指南書をおすすめする
。
二〇〇七・十・三一
神座の書(月映伝) B5判豪華本●263ページ●価格15,750円
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