読書のすすめ 7
日本の神々再臨の記
今日は日本の神々再臨の記の話をします。
再をフタタビと読みます。
フタタビは二度と書きます。
一度降臨した神々がもう一度やり直しをなさるのが再臨でしょう。
古事記の創世記と言える神代の巻の中に出ている再臨は 伊弉那岐と伊弉那美の二神が神生みをしたが もう一度やり直しをする物語りがあるのです。
でも一度目に生んだ ヒルゴの神 を葦船に乗せて流しています。
二度目から生まれる神様方は次々に国を生んで参ります。
天孫降臨と申しまして天照大神の孫のニニギノ命が地上へ降臨する以前 地上にはオホクニヌシノ命が降臨しておりました。
宮主が古事記の真相を解き進めるうち 大国主命も実は太陽の神界から降臨した神であると知りました。
日本の神々再臨の記を書いた頃は未だ此の事を知らなかったのです。
知らない宮主が何故出雲迄行って月神界へ入っていた大国主の神を再臨させたのでしょうか。
とても不思議な話が此の本に沢山綴られていて 今から世の中が新しく開けてゆくと言う現代 その世相から脱け出す鳥船になることでしょう。
宮主が未知の神界へ歩み始めつつある時 神々の世界から迎えの鳥船がやってきた その鳥船に乗りながら眺めた神々の姿を拝みながら 此の世界を人間の世界へお招びしたいと生死かけて歩んだ頃の著書であります
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二〇〇八・一・三〇
日本の神々再臨の記 B5判●226ページ●8,400円